今回は炎症のメカニズムを4段階で説明していきます。
①有害刺激の侵入と認識
・皮膚の傷、ウイルス感染、熱や異物などが体内に侵入すると、その場所にある細胞や免疫細胞がそれを検知します。
②炎症メディエーターの放出
・異物を検知した免疫細胞(マクロファージや肥満細胞など)から「ヒスタミン」や「プロスタグランジン」などの生理活性物質(炎症メディエーター)が放出されます。
③血管の拡張と白血球の集結
・放出された物質の働きで、患部周辺の血管が拡張し、血管の透過性が高まります(血管が広がり隙間ができる)。
・血流量が増え、栄養や酸素、そして細菌を殺す白血球(好中球など)が大量に現場に集まります。
・この際、血液成分が組織に漏れ出ることで、腫れ(浮腫)が起こります。
④異物の排除と組織の修復
・集まった白血球が細菌を食べたり、壊れた細胞を処理したりして異物を排除します。
・異物がなくなると、炎症メディエーターが減り、血管が元に戻り、組織が修復されます。
以上、炎症のメカニズムについてでした。
