寝ている時によく足がつるので辛い、という方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は筋肉がつる原因について1つの見解をお話させていただきます。

私たちの体は、筋肉が伸び縮みすることで運動が行えます。筋肉の伸び縮みは「電解質」(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)が血液中にバランスよく存在し、筋肉に成分が受け渡されることで正常に働きます。
以下に紹介する3つの原因により筋肉が誤った反応(センサーの誤作動)を起こしてしまうことで「つる」という現象が起こるとされています。

①筋疲労
年齢を重ねると筋肉量が減少しやすくなります。その結果筋肉が疲労したり、回復が遅くなることでつりやすい状態になります。
②水分・電解質不足
体内の水分・電解質が不足すると筋肉が正常に働かなくなります。特に夏は汗をかくことで不足し、冬は喉が渇かず水分を摂ろうとしなくなることで不足しがちとなります。ちなみにお酒、コーヒー、お茶には体内の水分が尿として排出されやすくなる作用(利尿作用)があります。
③冷え・血行不良
体が冷えると血管が細くなり血流が低下し、電解質などの栄養が筋肉に届きにくくなります。また溜まった疲労物質が流れにくくなります。

よくつるという方は自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
次回はこれらの原因に対する予防法をお伝えいたします。