前回は寝ている時に筋肉がつりやすくなる原因を大きく3つに分けてご紹介しました。
今回はそれら3つの原因に対し、それぞれ予防法をお伝えします。

①筋疲労に対して
・適度な運動を継続して行い、筋肉量を維持する
・つりやすい筋肉をマッサージする
・寝る前につりやすい筋肉をゆっくり大きく動かす
(ふくらはぎがつりやすい方はつま先の上げ下げ運動がおすすめ)

②水分・電解質不足に対して
・1日の水分摂取量は食事を含めて「体重×30ml」を目安に、こまめな水分摂取を心掛ける
・スポーツドリンク(水分+電解質)や白湯を摂取して入眠する
・栄養バランスよく食事を摂る
・漢方(芍薬甘草湯:しゃくやくかんぞうとう)も有効

③冷え・血行不良に対して
・夏は熱中症に注意しつつ冷房の効き過ぎに注意する
・冬は入浴でしっかり体を温め、寝室や布団の中を温めて入眠する

筋肉がつりやすくなる原因の予防法については以上になります。
もしつってしまった場合は、つった筋肉をゆっくり伸ばす→筋肉を圧迫する→つった筋肉の周りをやさしくマッサージするといったケアをして様子をみてください。