首が痛い!と感じると、自分はストレートネックなのかと疑う方が少なくないかと思います。
また、首の痛みで受診したらストレートネックと言われた、という方もいるかと思います。
今回は最近よく耳にするストレートネックについて簡単にご説明いたします。
また、改善させる運動もご紹介しますので参考にしてみてください。

ストレートネックとは
ひとの頭は4〜6kgあり、その重さや衝撃を吸収する役割として背骨には「生理的弯曲」と言われる構造が存在します。首の骨は正常な状態では前弯が備わっています。日々の姿勢の積み重なりにより「筋肉の使い方の変化」や「骨の変形」によって前弯が失われ、首が真っ直ぐに伸びた状態のことをストレートネックと呼びます。
ストレートネックは頭が前方に傾くタイプと上に真っ直ぐ伸びたタイプに別れますが、首、肩、腰など身体に強い負担が掛かるのは頭が前方に傾くタイプとなります。

「理学療法士園部俊晴のブログ」より


「メディカルジャパン立川HP」より

ストレートネックの改善方法
首、肩、腰への負担を減らすには、頭が身体に対して上部に位置することが大切です。頭が前方に傾くストレートネックを改善させるために、まず背骨(胸椎)の形を確認してみましょう。多くの方は背中も丸めた姿勢になっているのではないでしょうか。ひとは無意識にバランスを取ろうとする習性があります。背中を丸めると頭(首)が前方にいくのがわかります。
最初に背骨を伸ばす運動を行います。肩甲骨を内側に寄せることで背筋が伸ばせます。
次に寝た姿勢で顎を引き、首の後ろを下に押し付ける要領で首の後ろを伸ばします。
運動の回数や秒数は目安です。運動の効果を確認しつつ生活の中で良い姿勢を取る意識付けをしていきましょう!