前回は「持続的な円背姿勢が身体に及ぼす影響」についてお話をさせていただきました。

今回は第3回目「円背姿勢を悪化させない方法」についてお話をします。
ポイントを4つにまとめてみました。
①適度な負荷で運動をして柔軟性・筋力の維持、向上を図る
・関節は固まってしまうと動かすことが困難になります。背骨については今の動く範囲を維持するようにして、その他首、肩甲骨周囲、股関節、膝、足首など改善できる部位は運動を行い可動域を広げていきましょう。また腹筋や背筋など必要な筋肉をバランス良く鍛えていきましょう。
②時々良い姿勢を意識して座る、立つ習慣をつける
・常に真っ直ぐの姿勢で過ごすのは難しいので、時々良い姿勢を意識して姿勢を取るようにしましょう。理想的な姿勢については今後お伝えしていきます。
③背中、腰への過度な負担を避ける
・重い物を持つ、長時間同じ姿勢で過ごすことを避けましょう。重い物を持たなければならない時は、物を身体に近付けて持ち、膝を使うようにして持ち上げてみてください。
④栄養をバランスよく十分摂取する
・骨は常に代謝を繰り返しています。骨粗鬆症の予防や筋肉量を維持できるよう毎日バランスよく栄養を摂取するよう心掛けましょう。

以上円背姿勢についてお伝えしました。少しでも皆様の健康維持・改善のお役に立てたら嬉しいです。