前回は「円背姿勢をつくる代表的な3つの原因」についてお話をさせていただきました。

今回は第2回目「持続的な円背姿勢が身体に及ぼす影響」についてお話をします。
円背姿勢で固まってしまうと、大きく分けて以下の4つ影響が出現する可能性があります。
①肩凝り・腰痛・膝痛につながる、転倒しやすくなる
・首が前に出る、骨盤が後ろに傾く、股関節・膝が曲がるといった姿勢の変化が生じ、筋肉もそれに応じて凝りやすい箇所が出てきます。また歩く際にすり足となりやすく転倒する危険が高くなります。
②食欲が落ちる
・内臓が圧迫されることで食欲が落ちます。
③誤嚥しやすくなる
・あごが上がった姿勢になり、気道が広がり食べ物を飲み込んだ際に誤嚥しやすくなります。
④呼吸のしにくさ、体力の低下につながる
・呼吸に重要な肋骨の動きが悪くなり、呼吸がしにくくなります。それによって継続して運動することが難しくなります。

次回は第3回目「円背姿勢を悪化させない方法」についてお伝えします。